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1月, 2026の投稿を表示しています

桃太郎だって行間で戦っていたのかも。

  先日、息子が借りてきた、五味太郎さんの『だれでも知っている あの有名なももたろう』を読みました。 有名な桃太郎のストーリーの「見えていないところ」を描き直した絵本です。 読んでみると、その裏側を想像する行為そのものがとても刺激的で、物語の見え方が一気に変わりました。 描かれていない部分にどれだけ想像を巡らせるか。 誰もが知っている物語を、どう読み替えるか。 そうした行為こそが、クリエイティビティなのだと感じます。 大学時代、設計の授業で ラーメンズの「風と桶に関する幾つかの考察」 を見るようにと言われたことがあります。 「風が吹けば桶屋が儲かる」という慣用句をもとに、因果関係を何パターンも描き変えるコントです。 同じ素材でも、つなぎ方次第でまったく別のストーリーになる。 その柔軟な視点は、今思い返しても鮮やかでした。 こうした「見えていない部分を読む力」は、地域づくりにも深く関係していると思っています。 地域の表面には、数字や課題や成功事例が並びます。 けれど、本当に動かしているのは、その裏側にある関係性や、気づかれずに眠っている価値だと思います。 そこに想像を巡らせられるかどうかで、地域のストーリーは大きく変わります。 どこにでもありそうな地域で、 たまたま出会った人たちと、 地域を好転させるストーリーをどう描けるか。 成功事例をそのまま当てはめ、受け止めるのではなく、 行間を読み、背景を理解し、自分たちの物語を再編集していく。 その積み重ねこそが、地域を変えていく力につながると感じます。 地域づくりに求められるクリエイティビティは、 派手さではなく、見えていない部分に想像(創造)を差し込む力。 そして、その「読み取ったもの」をストーリーとして編んでいく力なのだと思います。

新年あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。 今年の年末年始は、義理の実家でゆっくりと過ごしました。 紅白歌合戦を見たり、箱根駅伝を眺めたり。 いかにも正月らしい時間だったと思います。 紅白では、矢沢永吉さんのパフォーマンスが印象に残りました。 年齢を感じさせないエネルギーと、あの佇まい。 見ていて、素直に元気と勇気をもらいました。 今年はロックで行こうかな、と思ったり。……知らんけど。 先日、今年最初のラジオには、占星術師の方をゲストにお迎えしました。 その方のお話で印象的だったのが、「2026年は本音で生きる人が報われる年」という言葉です。 何をもって“本音で生きる”のかは簡単ではありませんが、自分は本音で生きていけているのだろうか、と我に返るきっかけになりました。 日頃から、自分と向き合うことは意識しています。 それでも、忙しさや役割に流されてしまうことも少なくありません。 だからこそ、今年はより丁寧に、自分の声を聞きながら過ごせる一年にしたいと思っています。 振り返ると、ここ数年は「土台をつくる時間」だったように感じます。 試行錯誤しながら、積み重ねてきたものが、少しずつ形になってきた感覚もあります。 今年は、その土台をベースに、無理なく、でも確実に伸ばしていける一年にしたいところです。 焦らず、誤魔化さず、等身大で。 そんな一年にしていければと思います。 改めまして、本年もどうぞよろしくお願いいたします。