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まちづくりか、地域づくりか

関係者以外にとっては、どうでもよい話かもしれません。 ただ、私はわりと気にしています。 いわゆる地方創生や地域活性化、社会課題への対応といった取り組みを、「まちづくり」と呼ぶのか、「地域づくり」と呼ぶのか。 なかには「まちおこし」と呼ぶ人もいます。 おそらく、明確な正解はありません。言葉の使われ方は地域や分野によっても違いますし、同じ取り組みを指して、ある人はまちづくり、別の人は地域づくりと呼ぶこともあります。 それでも、あえて自分の立場を整理するなら、私は「地域づくり」という言葉を選んでいるのだと思います。 「まち」という言葉に、私は少しだけ生活との距離を感じます。 「今日は、まちに行く」 そんな言い方があるように、「まち」は日常の暮らしから少し離れた、店や施設が集まる場所を指すことがあります。 私の地元でも、「あんた、まちのもんね?」と言う会話を聞くことがありました。 同じ地域に暮らしていても、住んでいる場所によって「まちの人」と、それ以外の人が分けられている。その言葉には、空間的にも心理的にも、少し距離が含まれていたように思います。 もちろん、中心市街地の活性化や商店街の再生、公共空間の整備などについては、「まちづくり」という言葉がよく似合います。 建物や道路、広場、店舗などが集まる場所をどうつくり、どう使い、どのような活動を生み出すのか。 そこには、「まち」という対象が比較的わかりやすく存在しています。 一方で、私が関わる仕事の現場には、「まち」と呼ぶには少し輪郭の曖昧な場所も少なくありません。 集落や中山間地域、離島。 住宅と農地、職場、学校、福祉施設などが近接し、仕事と暮らし、人間関係が分けられない場所です。 そこで扱うテーマも、商業や観光だけではありません。 子育て、福祉、防災、教育、産業、文化、移動、人と人とのつながり。 一つの課題が、暮らしのさまざまな領域と結びついています。 そう考えると、「地域」という言葉の方が、私が向き合っている対象を包み込みやすいのです。 地域は、単なる場所ではありません。 そこに暮らす人、働く人、通う人、関わる人によってつくられる関係のまとまりでもあります。 だから地域づくりとは、何か新しい施設や事業をつくることだけではなく、暮らしの中にある関係や営みを捉え直し、これから何を実現するのかを考えることなのだと思います。 「ま...

公共性を支えるファシリテーション

 昨年あたりから、ファシリテーション研修のご依頼をいただく機会が増えました。 これまでは、ファシリテーションをどちらかといえば「スキル」として捉えていました。 場を設計する。意見を引き出す。議論を整理する。合意形成を支援する。 もちろん、それらは今でも大切な技術です。 ただ、研修の機会が増える中で、ファシリテーションの役割そのものについて考えることが増えてきました。 同じ時期に、「公共性」についても少しずつ学び始めました。 その中で印象に残っているのが、「公共性は平等ではない」という話です。 公共という言葉には、どこか「みんなに開かれているもの」という響きがあります。 けれど実際には、公共の場にすべての声が同じ重さで届くわけではありません。 声が大きい人の意見が通ることがあります。 発言に慣れている人の考えが中心になることがあります。 立場の強い人の言葉が、場の方向性を決めてしまうこともあります。 一方で、小さい声は公共に反映されづらい。 うまく言葉にできない声。 遠慮してしまう声。 そもそも場に届いていない声。 そうした声は、放っておくと見えないままです。 だからこそ、ファシリテーションには大きな意味があるのだと思います。 多様な人の意見を拾い、場に出し、整理し、見える形にしていく。 それは単に会議を円滑に進める技術ではなく、公共性を支えるための営みでもあります。 とはいえ、多様な意見をすべて反映させることが大事だとは思っていません。 現実には、時間も予算も人も限られています。 すべての意見をそのまま実現することはできません。 最終的には、限られたリソースの中で、必要なものが選択されていくべきだと思います。 ただ、その選択の前に、何が語られ、何が見えていなかったのか。 どんな立場の人がいて、どんな小さな声があったのか。 それが可視化され、記録され、場に残ることには意味があります。 公共とは、全員が同じ意見になることではありません。 全員が納得することでもありません。 公共とは、異なる立場の人が出会い、互いの存在を認めながら議論できる状態のことだと思います。 意見が一致しなくても、そこに異なる立場の人がいることを知る。 自分とは違う困りごとや願いがあることを理解する。 その存在が可視化され、尊重される。 そこに、公共性の土台があるのではないかと感じています。...

春を待つ果実、サワーポメロ

いちき串木野市の仕事の一環で、サワーポメロに関わっています。 個人的に、とても好きな果実。 存在感があって、爽やかで、そして美味しい。 この時期になると、我が家でもよく食べています。 ただ同時に、サワーポメロは「もったいない果実」でもあると思っています。 サワーポメロは「酸っぱい果実」というイメージを持たれがち。 でも、その多くは食べ方やタイミングの問題だったりします。 例えば、薄皮を剥かずに食べてしまうこと。 例えば、収穫時期ではないタイミングで出回っているものを食べてしまうこと。 例えば、十分に熟成する前に食べてしまうこと。 ちゃんと薄皮を剥き、時期を理解し、しっかり寝かせてから食べる。 そうすると、驚くほど爽やかで美味しい果実になります。 実際、熱狂的なファンも多い果実だと感じています。 そしてサワーポメロには、もうひとつの楽しみ方があります。 それは、食べるまでの時間も楽しめることです。 サワーポメロはとても大きな果実で、特徴的な色をしています。 部屋に置いておくだけで、なかなかの存在感があります。 我が家では、キッチンの見えるところに置いています。 まるで季節の花を飾るように。 しばらく置いていると、熟成が進み、だんだんと甘い香りが立ってきます。 息子がそのサワーポメロを手に取り、 「食べごろかなぁ?」と香りを嗅ぐ。 そんなやり取りも、なんだか嬉しいコミュニケーション。 いちき串木野市では、親が子どもにサワーポメロを剥いてあげる、という話もよく聞きます。 皮を剥くのが少し面倒な果実でもありますが、見方を変えれば、それだけ家族の記憶に残る果実でもあるのだと思います。 サワーポメロの収穫時期は、晩冬。 だいたい1月中旬から2月下旬ごろです。 そこからたっぷり寝かせて、春を感じ始める3月に食べる。 まさに春を待つ果実だと思います。 この一連のストーリーが、もっと伝わってほしい。 いつもそう思っています。 サワーポメロの木が植えられてから、もう50年以上が経つそうです。 それでもまだ、認知度や楽しみ方は十分に伝わっているとは言えません。 庭木で採れることもあり、「もらう果実」というイメージも強いかもしれません。 ですが、農家さんが本気で作るサワーポメロは、やはり違います。 適切な時期に、適切な食べ方で、きちんと価値が伝わる。 そんな認識のもとで選ばれ、食べられる果...

桃太郎だって行間で戦っていたのかも。

  先日、息子が借りてきた、五味太郎さんの『だれでも知っている あの有名なももたろう』を読みました。 有名な桃太郎のストーリーの「見えていないところ」を描き直した絵本です。 読んでみると、その裏側を想像する行為そのものがとても刺激的で、物語の見え方が一気に変わりました。 描かれていない部分にどれだけ想像を巡らせるか。 誰もが知っている物語を、どう読み替えるか。 そうした行為こそが、クリエイティビティなのだと感じます。 大学時代、設計の授業で ラーメンズの「風と桶に関する幾つかの考察」 を見るようにと言われたことがあります。 「風が吹けば桶屋が儲かる」という慣用句をもとに、因果関係を何パターンも描き変えるコントです。 同じ素材でも、つなぎ方次第でまったく別のストーリーになる。 その柔軟な視点は、今思い返しても鮮やかでした。 こうした「見えていない部分を読む力」は、地域づくりにも深く関係していると思っています。 地域の表面には、数字や課題や成功事例が並びます。 けれど、本当に動かしているのは、その裏側にある関係性や、気づかれずに眠っている価値だと思います。 そこに想像を巡らせられるかどうかで、地域のストーリーは大きく変わります。 どこにでもありそうな地域で、 たまたま出会った人たちと、 地域を好転させるストーリーをどう描けるか。 成功事例をそのまま当てはめ、受け止めるのではなく、 行間を読み、背景を理解し、自分たちの物語を再編集していく。 その積み重ねこそが、地域を変えていく力につながると感じます。 地域づくりに求められるクリエイティビティは、 派手さではなく、見えていない部分に想像(創造)を差し込む力。 そして、その「読み取ったもの」をストーリーとして編んでいく力なのだと思います。

「モモ」とファシリテーション

先日、ご依頼をいただき、自治体関係職員向けにファシリテーション研修を実施しました。 これまでの経験を活かしながら構成しましたが、少し盛り込みすぎたかもしれません。 それでも、自分自身がファシリテーションについてじっくり考える貴重な時間になりました。 最近、息子の寝かしつけの時間に、ミヒャエル・エンデ著『モモ』を読み聞かせしています。 (理解出来ているかどうかはわかりません。笑) 言わずと知れた名作ですが、改めて読むと、ファシリテーションに通じる要素が多くあることに気づかされます。 主人公・モモの特技は「傾聴」です。 モモは、人の声に耳を傾けます。 そして、彼女が何かを“する”わけでもないのに、話した人たちは次第に自分の中で答えを見つけ、問題が解決していきます。 まさにファシリテーターの姿そのものです。 ただし、この傾聴には時間がかかります。 (しばしばファシリテーションやワークショップのデメリットで言われる点と重なります。) モモの世界では、その「時間」を奪う存在として“時間泥棒”が登場します。 人が効率や成果を求めすぎるあまり、大切な対話の時間を手放していく。 この構図は、現代の私たちにも重なります。 ファシリテーションとは、意見を引き出し、整理し、まとめていく技術であると同時に、 “人が考える時間”を支える営みでもあるのだと思います。 モモのように相手の声に耳を傾けること。 そして、その沈黙を恐れず、時間を共にすること。 それが本来のファシリテーターの姿なのかもしれません。

解体される家

実家の近所には、血縁以外に私を育ててくれたご近所さんがいる。 通称「きいばぁ」と「しまばぁ」。みんないつも優しかった。 厳格な祖母との対比もあって、よく遊びに行った。 そんな頃も遠い昔。私も40手前になった。 しまばぁは、いつのまにか亡くなっていた。 家族との会話の流れのなかで知った。(教えろよ、と思った。) そして先日、きいばぁは高齢ということもあって、息子さんたちのいる宝塚へ引っ越した。 残されたのは、大工であるきいばぁのご主人が建てた家だけ。 大学で建築を学びたいと思った要因のひとつは、間違いなくきいばぁの家にある。 誰かが家を建てたというストーリーが、身近にあったことが影響していると言える。 きいばぁの家も、住み手がいなくなればただの古い空き家になる。 住み手がいなくなった家が朽ちるのは早い。 そこは潔い性格のきいばぁはさすがで、すぐに解体を決意していた。 そして、先日から解体が始まったそうだ。 母から進捗の様子として写真が送られてくる。 立派な大黒柱、年季の入った土壁。 家財道具のなくなった家は、きいばぁのように潔く、かっこいい。 少しずつ解体される家。 解体の様子がなぜか美しい。 思い出と共に、淋しさが残る。 ひとの家なのに。 諸行無常。 そう言えばそれまでだけど、確かにあの家があり、きいばぁがいて、そこに私の思い出も確かにあった。

住居とコミュニティ

安定の書く書く詐欺で前回から1年。 相変わらず続かないブログを性懲りも無く更新します。  最近あったことをつらつらと書こうかなと。 コミュニティづくり推進大会のパネルディスカッションに登壇 先月、鹿児島県コミュニティづくり推進大会にてパネルディスカッションに登壇しました。 コーディネーターとして、島根県の田中輝美さん、頴娃町の加藤潤さん、横川町の白水理恵さんをゲストに迎え、それぞれの地域での取り組みについてお話を伺いました。 特に印象的だったのは、地域の「受け入れ側」と「受け入れられる側」の所作についての議論です。移住者を迎え入れる地域のスタンスや、移住者自身がどのように地域に馴染んでいくかといった視点が交わされ、とても興味深い内容となりました。 また、田中さんとは同郷ということもあり、地元の話題でも盛り上がり、改めて自分のルーツを再認識する機会にもなりました。 リノベーションで新しい暮らしへ プライベートでは、大きな変化がありました。引っ越しをして、新たな住まいに移りました。 マンションを購入し、建築家の辻琢磨さんに「更新設計」を依頼。今まで使っていたものを活かしながら、暮らしながら少しずつ空間を更新していくというコンセプトに共感し、実践しています。 住み始めて2か月が経ちますが、これまでの生活の延長線上にありながら、ストレスのない暮らしができています。リノベーションというと劇的な変化を求めがちですが、「更新」という視点を持つことで、無理のない形で生活を整えていけることを実感しています。 住居とコミュニティ 新しく住み始めたマンションの住民の方々はご高齢の方が多いですが、皆さんとてもフレンドリーで心地よく過ごせています。世代を超えて日常的に交流できる環境があり、地域との関わり方を改めて考えさせられる機会になっています。 地域づくりの観点からも、住宅環境の変化は大きな影響を持っています。高齢化が進む中で、住まいをどのように維持・活用していくか、また新たな住民がどのように地域に馴染んでいくかは、今後ますます重要になるテーマだと感じています。 今回の引っ越しを通じて、個人の暮らしと地域の関係性について、より深く考えるきっかけを得ました。

「逃げる2月」ももう折り返し

2月に入りました。 公的機関がクライアントに多いので、年明けからの慌ただしい感じは年末って感じだなぁと思う今日この頃です。 入口が違えば関わる人も変わる 惣菜店を始めて3ヶ月が過ぎ、住むだけでは関わってこなかった地域の方々とコミュニケーションが取れるようになってきました。 小学生、一人暮らしの若い方、ファミリー、高齢者などなど。 多種多様な方々が周辺に住んでいることを実感。 それぞれに暮らしがあり、それに寄り添える事業をやっていければと改めて思う次第です。 これまでもまちづくりをいろんなところでやってきましたが、入口が違えば関わる人も変わってくる。 その方々の課題やニーズを捉えながら、事業を展開していくことにやりがいを見出しつつあります。 そういう意味では「惣菜店の間口は広い(いろんな人が来てくれる)なぁ」なんて思っています。 自分のやりたいことを持つ大事さ 年度末にかけて、携わっている事業関係も終わりを迎えます。 3年目となるワタシらしいはたらくを描くセミナーは、毎回最後に交流会を任意で実施して、ゲストにOGを招いて話を聞く時間にしています。 セミナーの後の活動を聞きながら、どう変化していっているのかアフタートーク的な感じでお聞きする時間。 去年も、今年も、そうだったのですが、お呼びする方みなさんバイタリティがあって、シンプルに「すごいなぁ」と感じます。 環境もかわりながら、前向きに「自分の目指す未来」に向けて生きる方々の姿勢には勇気づけられるばかり。 そういう方々をみると「自分のやりたいことを持つ」というのは大事だなと改めて思います。 「自分のやりたいことは何か?」常に問いとして持っておきたいですね。 5年ぶりにスマホを機種変更してみたら 1月末に長らく使ってきたスマートフォンの充電できなくなってきて、流石に仕事にも支障がでてきつつあったので機種変更しました。 調べてみるとなんと5年ぶりの機種変更。 新しいものを触っていると、それまで使っていたものの性能がかなり落ちていたことと新しいものの性能が上がっていることを実感できます。 (カメラ機能が向上して息子の写真が綺麗に取れるようになったので、妻から褒められています。いや、これまでがひどかったのか?笑) 毎日触るもので気づかなかったけど、この5年のギャップは凄まじいなぁと。 何事もそうかもですが、定期的に買い替える...

地元で開催された展示を見てきました

12月に入り、今年もあとわずか、、、というところでしょうか。 暖冬らしいのですが、朝晩は普通に寒いですね。 さて、過日にはなりますが、先日島根に弾丸帰省してきました。 なにか不幸があったわけではなく、地元の島根県立石見美術館で開催されている企画展「建築家・内藤廣 BuildとUnbuild」を見るために行ってきました。 ※もう会期は終了しています。 最も身近な建築家のひとり 今はまちづくりや社会課題解決のお手伝いを仕事としてやっていますが、私は元々大学では建築を勉強していました。 実家が製材所であることや、近所に職人さんたちがいたこともあって、漠然と建築を学びたいと思って、大学進学しているという背景があります。 そんな受験中に着工し、卒業前くらいに完成していたのが島根県立石見美術館が入っている島根県芸術文化センター「グラントワ」。 どうやら建築家が関わっているらしいということは聞いていて、のちにその人物が内藤さんであることを知りました。 そこから、内藤さんに興味を持ち(理解していたかどうかは置いておいて)彼の著書を読み漁った大学時代でした。 大学時代から今も、実家に帰省するたびに立ち寄っては、空間を堪能させてもらい、建築家の息吹を感じているので、私にとっては、内藤さんは最も身近な建築家の一人といえるかなと思っています。勝手に。 赤鬼と青鬼が教えてくれる展示 企画展は、内藤さんのこれまでを振り返る大規模な展示会。 全国でもなかなか見れないボリュームの展示らしく、駐車場にも県外ナンバーが多く関心の高さが伺えました。 実際の展示は、内藤さんのこれまでの仕事を「実際できたもの」と「できなかったもの」に分けて展示。 図面や模型、映像など、かなりの量がありました。 (時間が足りなかったので、図集を購入。) 加えて、青鬼と赤鬼というキャラクターがそれらを解説。 ざっくり青鬼は理性、赤鬼は感性の役割を持って、彼らのやり取りで当時のプロジェクトについて窺い知ることができました。 個人的な感想ですが、内藤さんの建築に対する向き合い方は素直で自然だなと思っています。 クライアント、土地、素材、構造、デザインなど、見ているとしっくりくるし、違和感が少ない。 かといって、個性がある感じを学生時代から感じていて、それがより解像度高くわかる内容で、大変胸熱な展示でした。 公共施設建設で考えること...

惣菜店をはじめました

11月も下旬。 南国鹿児島と言えど、気候も冬を感じさせてくれます。 そんななか、新規事業として惣菜店を11月1日からオープンさせました。 笹貫電停すぐ近くのビルの1階で 場所は鹿児島市内を走る路面電車の笹貫電停のすぐ近くにあるビルの一画。 かつてそこで作られた銘刀に由来する「笹貫」という電停名を店名につけ、「笹貫キッチン」としています。 鹿児島市ではありますが、合併された旧谷山市の市界で、かつてはお店がたくさんあったそう。 実は自宅に近く、我が家が一番助かる計画になっています。 笑 店舗のデザインは、尊敬する浜松の建築家・辻琢磨さんにお願いし、施工は大学時代の同級生である37designの味園将矢さんにお願いして、クオリティの高いものに仕上げてもらっていました。 いろんなタイミングがきっかけに やろうと思ったきっかけは、幾つかあるのですが大きくは3つのタイミングが重なったこと。 1つ目は、会社の新展開を検討した際に新規事業を立ち上げることが今後プラスに働くのではないかと思ったこと。 これまでの取り組みなどを関連づけながら会社を進化させるためにも、新しい事業を始めたかったのがあり、選んだのが惣菜店となります。 2つ目は、プライベートで周囲に家族のサポートができる場所が必要だと感じたこと。 共働き夫婦あるあるだと思いますが、日常的な食生活を全て自分たちで賄うのには、限界があり、家族の健康を考えると、安心した食を摂れる場所が周囲に増えることを切望したいました。 すでに7割を超える世帯が共働きと言われていますが、我が家のような家庭も周囲にはいて、その一助になればと思った部分もあります。 そして3つ目は、良い物件に出会えたから。 よく行くコーヒースタンドの隣が笹貫キッチンの店舗です。 電停と目と鼻の先にあり、住居やオフィスが乱立していて、それなりのニーズが見込めそうでした。 (隣に行きつけのコーヒースタンドがあるというのも大きい。笑) こういった物件との出会いは、タイミング次第。 見逃すとなかなか巡り会えませんので、飛びついたという訳です。 簡単には書きましたが、紆余曲折ありながら、惣菜店を始めるに至りました。 はじめてから3週間が経ち・・・ 飲食店経営は今回がはじめて。 最初からうまく行くわけもなく、すでに悪戦苦闘の毎日を送っています。笑 スタッフとコミュにケーションを取り...

少しずつ忙しくなる秋

今年度の事業も動き出し、いよいよここから山場が来るぞとなっている今日この頃。 9月下旬は、公私共にバタバタしながら県内外を回った印象です。 視察対応でいちき串木野市をまわる 大阪の阪南大学経済学部の皆さんが鹿児島に研修に来られていて、そのアテンドをしました。 現在関わらせていただいている、いちき串木野市の「食のまちづくり基本計画(第2期)」の話をしながら、市内を回りました。 途中、薩摩英国留学生記念館にも立ち寄り、羽島から旅立った若き留学生のストーリーも堪能。 この歳になってようやく歴史の面白さがわかるようになったので、こういう施設も楽しめるようになったなぁと思ったところでした。 学生さんたちには、食をテーマにしたまちづくりの話をして、その課題の複雑性や解決に向けて動く姿を見ていただけたのではないかなと思っています。 息子が熱発して、1週間病児保育に通いました 2歳の息子がいるのですが、先日の週末に熱発して保育園を休みました。 我が家は共働き家庭で、親戚の類も近くにいないので、こういう時はかなりのピンチ。 どちらかが休むしかないのですが、仕事を休むと給与が減る&仕事が進まない事態に陥ってしまいます。 (もう共働き家庭のほうが多いので、こういう家庭は多いのではないかなと思いますが、、、) そんな時には、よく病児保育を活用しています。 住んでいる鹿児島市は最近LINEを活用した予約サービスを始めていて、予約もスムーズ。 ただ、病児自体の数が多くないので、入れるかどうかはタイミング次第というのはあります。 1日預けて2,000円。平日5日間預けると10,000円になるので、まぁまぁ家計としては厳しいのですが、それ以上に働くほうがメリットがあるだろうと、都度利用しています。 健康第一ですが、まだ免疫がついていない子供はすぐに体調を崩しがちです。 そんな時にも安心して働ける環境がもっと広がってくれるといいなぁと思っています。 珍しく県外出張 県内の仕事がメインなので、県外に行くことはプライベートの方が多いのですが、先日珍しく出張で鹿児島を出て、熊本へ。 写真は、連れていってもらったラーメン屋「北熊」 カウンターに山盛りのキムチが置いてあって、それを食べながらラーメンを待つ感じが良くて、開店前からお客さんが並ぶ老舗店って感じでした。 (バタバタしてて、これしか写真撮って...

【Works】街なかリノベーション実践セミナー・特別講演

日々暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか? 僕の方は、今年度前半の企画書まつりを終え、その結果も出終わって、良いところも悪いところもあって、次につなげていければいいなぁと思いながら、一喜一憂せずに、後半の運営業務に専念しようと、自分に発破をかけている今日このごろです。 空き家や空き店舗などを活用したまちづくりのセミナー さて、ありがたいことに、今年度は、例年以上に様々なプロジェクトに関わらせていただいています。  告知は、1ヶ月前くらい前から行っていましたが、来週開催されるこちらのセミナーにも関わらせていただいています。 街なかリノベーション実践セミナー (リンクはFBページに飛びます) こちらは、鹿児島市さんが主催となって、空き家や空き店舗などを活用したまちづくりについて、実践的に学ぶセミナーになります。 企画運営は、鹿児島市の騎射場エリアを中心に活動されている 株式会社KISYABAREE 。 セミナー自体は、まだ公表されていませんが、多彩な講師のもと、実際に事業をすすめる際に必要なスキルを習得する場になっています。 まだ言えませんが、結構おもしろいラインナップです。 セミナーの趣旨を理解していただくための特別講演 そして、そのセミナーへの参加者を募集するためにも、どんなことをやっていくのか、具体的なイメージをもってもらう必要があると思い、事前の特別講演を開催します。 講師は、株式会社グランドレベルの田中元子さんで、 演題は「1階づくりはまちづくり マイパブリックとグランドレベル」。 以前から、元子さんの活動が気になっていて、著書とか読ませていただいたのですが、シンプルでわかりやすい考え方に、非常に共感できる方だと思っています。 (学生のときには、元子さん達が展開していた「けんちく体操」のファンでした。笑) パーソナル屋台や、喫茶ランドリーなど、幅広いスケール感と分野で実践されている元子さんの話は鹿児島でまちづくり活動に取り組む人たちの参考になると思っています。 チラシからもオーラを感じる元子さんの話をぜひ多くの方に聞いていただきたいと思っていますので、興味ある方は、ぜひご参加いただければと思っています。 コロナなご時世なので、オンラインでも聞けるようになっています。 (会場聴講はすでに満席。ごめんなさい。) 興味のある方は、ご参加ください!! ...

【Work】かごしまゼロカーボンラボ はじまるよ!

バタバタとしていて、気づけば、8月!! 7月にブログの更新ができていないことにさっき気が付きました。。。汗 すみません。(誰に謝っているのか) 梅雨も明け、夏本番という感じですが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか? 僕はというと、企画書作成やプレゼンのシーズンがようやく落ち着き、これから各事業実施のシーズンに入って来ています。 今年はコロナの影響もあって、かなり事業実施の難易度が上がっていて、対策・対応を考える日々を送っていました。 (従来のやり方をガラッと変えなければ行けない場面も多々あって、大変です。苦笑) これからいくつかの事業がはじまりますので、このブログでも紹介したいと思っています。 今日は、その第一弾「かごしまゼロカーボンラボ」! CO2排出量、実質ゼロを目指して! この事業は、鹿児島市さんとすすめることになった事業で、2019年12月25日に鹿児島市さんが宣言した 「ゼロカーボンシティかごしま」 の関連事業になっています。 「ゼロカーボンかごしま」宣言は、温暖化の原因となる二酸化炭素の排出量を、2050年までに鹿児島市域で実質ゼロにすることを目指すものになります。 「かごしまゼロカーボンラボ」 は、宣言を実現に向けて、具体的なアクションを、次代を担う若者たち(25歳以下)と考えるワークショップになります。 実質ゼロってできるの? 「ゼロにします!」というところだけ切り取ると、無理ゲーに思えるのですが、今回は「実質ゼロ」です。 二酸化炭素の排出量のゼロを目指すには、我々の呼吸を止める必要も出てくると思うのですが、そんなことはできないので、、、排出する量と吸収する量をプラスマイナスゼロにする、「カーボンニュートラル」という考え方になります。 毎年発生する異常気象、自然災害を少しでも減らすためにも、みんなで取り組まなければならないことだと思っています。 終わりが見えない課題に、、、いまできることは何か? じゃあ、何ができるか?というところ。 少し検索すれば、わかると思いますが、環境への取り組みはたくさんあります。 再生可能エネルギーの採用や次世代自動車(エコカー)の導入、エコバックの利用、不要物のリサイクルなど。 取り付く島がたくさんある課題だとは思います。 でも、終りが見えない絶望感もある。 「いつまでこの環境改善ゲームを続ければいいのか?」 そう考える...

マルヤガーデンズ10周年に思うこと

5月に入りました。少し寂しい GW ですが、自分は変わらず仕事しております。笑 さて、4月28日で、鹿児島市にある商業施設・マルヤガーデンズが 10 周年を迎えました。 未だに「元マルヤの市村さん」と紹介されたりするのですが、 経歴 を見ていただければわかる通り、以前はマルヤガーデンズに勤めていました。 しかも、大学院まで建築を学んで、新卒入社。 当時を振り返るとなかなか異色な進路だったと思います。笑 そして、今の自分があるのは、マルヤガーデンズと、それを立ち上げた玉川惠さんのおかげだなぁと思っています。 (玉川さんはちょうど一年前にご逝去されています。未だに信じられないし、悲しい。) 建築を学んで新卒で商業施設に入社 マルヤガーデンズとの出会いは、大学院生の頃。 当時、建築設計の勉強をしながらも設計することに苦手意識を覚えていた時に、 SNS を介してコミュニティデザイナーの山崎亮さんに出会いました。 山崎さんからは「人口減少時代において新築なんて建たないよ」「これからコミュニティが大事になってくる」という話を聞き、とても感銘を受けたのを未だに覚えています。 そのときに紹介してもらったのが、地域のコミュニティが利用できるスペースを有している商業施設・マルヤガーデンズ。 (思い返せば、かなり思い切った計画をされていたんだなと思います。) プロジェクトの話を聞き、コーディネーターの役職を知って、玉川さんに直談判して、入社させてもらいました。 (新卒採用の予定はなかったそうですが。。。笑) いわゆる、なだれ込み入社です。 人生の分岐点 入社してからは、販売促進部というところで、商業施設としての販売促進企画を考えたりしながら、コミュニティスペースの運営をしていました。 企業としての利益を考えながら、商業施設とコミュニティの良好な関係をつくるために日々悪戦苦闘。 いろんな方にお世話になったり、たくさん怒られたりもしました。笑 コミュニティスペースの利用は多いときで月に45件程度のイベントが開催されていたこともあって、本当に多くの人と出会い、多くのことを学ばせていただきました。 今でもその時に出会った人たちと仕事をさせていただいているので、本当に人生の分岐...

がんばるところ

先日、鹿児島県さつま町の白男川地区にある「 きららの楽校 」に行ってきました。 きららの楽校は、いわゆる、廃校活用の事例です。 生徒数が減り、学校の統廃合が進むなかで、使われなくなった校舎を、住民が地域の活動に活かすために活用するプロジェクト。 全国にもたくさん存在していますが、きららの楽校もそのなかのひとつと言えます。 住民のための廃校活用 きららの楽校は、体育館やグラウンドなど校舎の付帯施設を残しつつ、宿泊施設、コミュニティスペース、カフェ、キッチンスペースなどに機能を変えています。 いわゆるリノベーションとかコンバージョンと言われるところかなと。 きららの楽校では、地域の活動に使えるように、住民とのワークショップを幾度も重ねて、防災施設としての機能や既存のコミュニティが活用できるスペースなどの意見があがり、実際の設計に活かして改修工事を行っています。 様々な意見が出され、集約し、建築家の協力によって概ね実現しています。 (個人的なつながりとしては、そのワークショップのファシリテーターを担当していて、その後も継続してプロジェクトに関わらせていただいています。) おばちゃんたちが運営するカフェにリニューアル そんなきららの楽校には、前述にもあるように、カフェとキッチンスペースがあります。 もともと、お弁当販売やご年配の世帯への給食などをやっているコミュニティがあり、その方々の活動拠点としてキッチンスペースを設けていて、それに併設する形でカフェがありました。 カフェ自体はこれまで別の団体が運営していましたが、先日運営団体が代わり、メニューもリニューアルしたそうです。 運営は、お弁当などを手掛けているコミュニティ。 おばちゃんたちが普段からお弁当で鍛え上げている料理が定食となってでてきます。 特別な名物メニューがあるわけではないですが、地元で食べている料理が美味しいんです。 普通に、美味しい。 特別なことは必要ない 地域で何かをするときに、特別なことをしようとするときがあります。 人に来てほしいからそうするのですが、そこにないものを急に生み出したり、地域とは全然ゆかりの無いものが採用されたり。。。 無理しちゃうわけです。 実際、リニューアル前のカフェのメニューは、その土地に無いものが出たりして...

【Work】クールチョイス鹿児島(2019)の巻頭テキストを書きました。

クールチョイス鹿児島2019 鹿児島市の環境政策課さんが発行するクールチョイス鹿児島(2019年9月28日発行)の巻頭テキストを書かせて頂きました。 鹿児島の デザイン事務所・judd さんの丁寧なお仕事で、キレイな冊子に仕上がっています。 クールチョイスは、地球温暖化対策へのあらゆる「賢い選択」を促す取組のことで、環境省が推進しています。 この冊子は、鹿児島でもその取組を普及させるためにつくられているものになります。 ご縁をいただけたのは、鹿児島大学の 菅野康太先生 のお誘いで7月に 産官学連携シンポジウム「鹿児島のこれからをどう生きるか考える-人新世時代の環境倫理-」 に登壇させていただいたのがきっかけです。 環境問題の専門家ではないので、話をさせていただいたのは、まちづくりとコミュニティの話。 「公共財を守る」という意味では、環境問題もまちづくりの一つとして捉えることができ、コミュニティ単位で取り組むことが大事だなと思ったので、そういったところにつなげて話をしました。 冊子のテキストでも、その時に話した「コミュニティ運営で大事にすべきこと」を中心に書いています。 なんというか、僕のまちづくりへのスタンスと言うか、考え方みたいなものに直結することでもあります。笑 環境問題に向けてできるささやかな取組として いまこの投稿を書いている時も、COP25のニュースが話題になっています。 環境問題は、個人がイメージするには大きすぎる社会課題ですが、ひとりひとりが意識をして、取り組むことが重要になんじゃないかなぁと思います。 僕も少しずつですが、ゴミを減らす努力をしているつもりです。ささやかですが。 「このテキストが環境問題を解決する」なんて到底思いませんが、それを後押しする一助になっていてくれたら嬉しいなぁと思っています。 PDF版のダウンロードはこちらからもできますので、是非ご一読いただければと思います。 > https://www.judd.jp/2019/10/15/258

目的と手段の話

年度末は終わったものの、なんだかんだでバタバタとしていて、ブログの更新ができていませんでした。反省。。。 分析癖をつくる 新元号「令和」の発表もありましたが、新年度は何かしら新しいことに挑戦したくなったりするのですが、私も他聞に漏れず新しいことをしようと思い、新しい取り組みを始めています。 やっていることとしては、そんなに大したことではないのですが、テレビニュースや新聞などから気になった記事をピックアップして、ノートにまとめて分析するということを日課にしたいなと思って、ぼちぼちやっています。 地域猫から学ぶ「目的と手段」 最近、拾った話題としては、「地域猫」。 ある団地で飼い主のいない猫をコミュニティで管理するという内容。 野良猫は、ゴミを漁ったりすること、糞尿の問題、繁殖活動の野放し等が地域で課題になっていますが、それを猫を追い払うとか、殺処分するなどで対処するわけではなく、地域コミュニティで定時定量の餌を与えてゴミを漁らなくてもいいようにさせたり、きちんと去勢手術をすることで無秩序な繁殖を抑制したりしているとのこと。 もっと言えば、地域で管理することで、猫を飼いたくても飼えない人がアニマルセラピー的に癒やされる副作用や高齢者の活躍の場(居場所の創出)にもなっているのではないかと思ったりもしました。 この問題で良いなぁと思ったのは、何が課題なのか、明確に把握していて、かつ解決手段が道徳的で、わかりやすく、win-winの関係をつくっている点。 目的と手段がうまくマッチングされているところに強く共感しました。 本当に大事なことは何か?誰が考えるべきか? まちづくりの現場に寄せて考えると、目的と手段の話につながるかなと思います。 いろんな地域に入ってよく聞くフレーズに 「空き店舗を開けるとにぎわうから開けるんだ」とか 「人口減少で空き家が増えてて大変だから改修して使うんだ」 といったことをよく聞きます。 なんとなく、文章として成り立っているようにみえるし、言われたままに聞こえるけれど、本当にそうなのか?と思うことは多々あります。 空き店舗と街のにぎわいの関係性は近いのか? にぎわいが戻るとあなたは幸せなのか? 空き家は何が問題なのか? 空き家が埋まるとどういいのか? 課題が何につながっているのか、コミュニ...

子どものことを考える

ベビーブームのなかで 今年に入ってから、私の周りではベビーブームです。 ここ数日で5人くらいは生まれています。 昨年から考えると、軽く10人は越え、おめでたいことが続いています。 まだ妊娠しているご家庭もいくつかあるので、継続しそうです。笑 昨年の妹の出産(甥っ子誕生)もあってか、最近は子どものことをよく考えることがあります。 「この子たちが幸せに生きていける環境をつくっていくことが大人の使命だよなぁ」とか。 「意外!!」と言われることが増えたのですが、もともと子どもは好きで、仕事関係のイベントでは、よく子守をしていたり、、、 なので、子ども達に良いバトンが渡せることを考えることの重要性に実感が湧いてきているということなのだと思います。 未来を考える若者の声 まちづくりの話につなげると、地域に入って、住民の方と話し合いの場を設けさせてもらうことがあります。 そういう場は、夜に開催されたりすることがあるので、仕事後の会社員の方や地元の高齢者の方が多い傾向。 「地域の未来を考える」なんてテーマで話しても、なかなか「子ども」に関する意見が少ないこともあります。 なかには「高齢者が多いのだから、高齢者に合わせたまちづくりを」なんてことも、たまに聞くフレーズです。 もちろん地域を築き上げてきた方々が住みやすい街にはすべきですが、「未来は高齢者だけのものではないんだけどなぁ」と思ってしまう時もあります。 話し合いの場は、出来る限りフラットな環境で、「誰でも発言できるように」を心がけてはいますが、そもそも出席できない方の意見は拾いにくいよなぁと思ったり。 子育て中のお母さんや子供自身がまちづくりに関わる機会はもっとあっていい気がしている、ベビーブームな今日このごろです。 お子さんが生まれた方、おめでとうございます。 そして、ようこそ世界へ。

【Work】楽しさ自給率向上ワークショップ

気がつくともう11月も終わろうとしていたり。。。 忙しいことはありがたいことで、おかげさまでブログの更新もできていませんでした。笑 久しぶりの投稿はまたまたお仕事関係。 (まぁ、仕事用のブログなので、当たり前ですが、、、) しかも、すでに申し込みも締め切っているので、事後報告的な感じになります。 来る12月2日に開催する「 楽しさ自給率向上ワークショップ 」は、鹿児島市から委託されている事業です。 企画提案競技を経て、受託しました。 個人事業主での提案競技は初参加でしたが、なんとか採択されました。 このワークショップは、鹿児島市が20代・30代の人口流出を課題に感じ、若者にとって住みやすいまちづくりを目指すために、若者の意見を拾うためのワークショップ。 ゲストトークには、学生時代からお世話になっているコミュニティデザイナーの山崎亮さん。 タイトルである「楽しさ自給率向上」は山崎さんが哲学者の國分功一郎さんと対談しているときにお話されていたキーワードです。 「楽しさ自給率」についてはウェブサイトの方で書いておりますので、是非御覧ください。 > http://monosashi.work/2018/10/28/ws-1/ 申込はもう終わっており、定員の100名を超す申込数となりました。 来週の今頃は、ワークショップをやっている最中です。 若者視点で鹿児島市を住みやすくするにはどうするべきか? どんな意見が出てくるのか、今から楽しみです。 また事後報告もブログで紹介したいと思います。

どの手法を選ぶか

※写真と内容は関係ありません。 リノベーションやコミュニティデザイン、ビジネスプランコンテンスト、テナント誘致、商品券活用、イベント企画など・・・ 全国の大多数の市町村が縮退状況にあって、その環境に対応し、変化しようとしているなかで、まちづくりの現場ではいろんな手法が用いられます。 そして、どの手法を選択するかは、非常に難しい問題。 地域の課題や資源に加えて、これまでの街の動きや土地柄、そこに住んでいる人たちの性格なんかもふまえて選択するべきだと、常日頃考えています。 しかし、議論の際には、まちづくりの「ゴール(目的)」に対して、より効果的で最短で行けるルート(手法)を選んでしまいがちです。 もちろんそれが間違いではないのだけれど、 「取り組む住民が理解できていない」「気持ちが追いついていない」など といった状態で進めてしまうケースもあり、推進したい人たちと待ってほしい人たちの間に軋轢が生じて、関係性が壊れてしまうことも・・・。 そのため、最短ルートは実は最短ではなく、余計に時間がかかり、最遅ルートになってしまうこともなくはないなぁと思っています。 なので、「ある程度の非合理かもな」と思うことでも、住民の様子を伺いながら選択していくことが重要なのだなと。 (※伺い過ぎも良くないので、いい塩梅が大事。) ある程度の非合理性も受け入れなくては進まないこともあると思う今日このごろ。 なんだか、まとまりのない文章になりましたが、そんなことを最近考えておりました。