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目的と手段の話


年度末は終わったものの、なんだかんだでバタバタとしていて、ブログの更新ができていませんでした。反省。。。

分析癖をつくる

新元号「令和」の発表もありましたが、新年度は何かしら新しいことに挑戦したくなったりするのですが、私も他聞に漏れず新しいことをしようと思い、新しい取り組みを始めています。
やっていることとしては、そんなに大したことではないのですが、テレビニュースや新聞などから気になった記事をピックアップして、ノートにまとめて分析するということを日課にしたいなと思って、ぼちぼちやっています。

地域猫から学ぶ「目的と手段」

最近、拾った話題としては、「地域猫」。
ある団地で飼い主のいない猫をコミュニティで管理するという内容。
野良猫は、ゴミを漁ったりすること、糞尿の問題、繁殖活動の野放し等が地域で課題になっていますが、それを猫を追い払うとか、殺処分するなどで対処するわけではなく、地域コミュニティで定時定量の餌を与えてゴミを漁らなくてもいいようにさせたり、きちんと去勢手術をすることで無秩序な繁殖を抑制したりしているとのこと。
もっと言えば、地域で管理することで、猫を飼いたくても飼えない人がアニマルセラピー的に癒やされる副作用や高齢者の活躍の場(居場所の創出)にもなっているのではないかと思ったりもしました。

この問題で良いなぁと思ったのは、何が課題なのか、明確に把握していて、かつ解決手段が道徳的で、わかりやすく、win-winの関係をつくっている点。
目的と手段がうまくマッチングされているところに強く共感しました。

本当に大事なことは何か?誰が考えるべきか?

まちづくりの現場に寄せて考えると、目的と手段の話につながるかなと思います。
いろんな地域に入ってよく聞くフレーズに
「空き店舗を開けるとにぎわうから開けるんだ」とか
「人口減少で空き家が増えてて大変だから改修して使うんだ」
といったことをよく聞きます。
なんとなく、文章として成り立っているようにみえるし、言われたままに聞こえるけれど、本当にそうなのか?と思うことは多々あります。
空き店舗と街のにぎわいの関係性は近いのか?
にぎわいが戻るとあなたは幸せなのか?
空き家は何が問題なのか?
空き家が埋まるとどういいのか?
課題が何につながっているのか、コミュニケーション?お金儲け?
解決したい課題が何で、課題を解決することでつながる先に何があるか、想像できていないなぁと思うことも多々あります。

課題に対して、何を目指すのか?目的はなにか?
そのために、どんな手段が効果的なのか?
まちづくりにおいては、それを地域の人たちが考えるのが大事だと思っています。

渾然一体となる

「ゲーミフィケーション」という言葉があります。
ゲームの世界で培われてきた思想やテクニックを社会運動やビジネス、コミュニティ形成の手法に還元していこうという考え方です。
ゲーミフィケーションも目的と手段をいかに設定するかが重要なポイントだそうです。
そして、ゲームでハマっている状態は、手段と目的が渾然一体となって判別がつかなくなっている瞬間で、こういう状況をつくるのがゲームでは大事らしい。
なかでもゲームクリアがない、終わりがないゲームでは、目的と手段が渾然一体になっている方がより続けられるそうです。(テトリスとかがそうかな、、、)

手段と目的を明確にして、それを近づけていくこと。
これは、まちづくりでも大事な視点なのではないかな?と思います。
ゲームで例えることには多少抵抗感はありますが、まちづくりも終わりのないゲームみたいな要素があるような気もしています。
持続可能なまちづくり、それを考える上でも、冒頭の地域猫のように、目的(何を解決するのか?)と手段(どうやって解決するのか?)をうまくマッチングさせていくこと、それをゲームのように目的と手段が渾然一体となるように近づけていくことが大事なのではないかなと思いました。


なんとなく気になったニュースから、ここまで広げてみましたが、自分の仕事につながったりすると面白いなぁと思ったので、今後も続けてみたいと思います。

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