どの手法を選ぶか

※写真と内容は関係ありません。
リノベーションやコミュニティデザイン、ビジネスプランコンテンスト、テナント誘致、商品券活用、イベント企画など・・・

全国の大多数の市町村が縮退状況にあって、その環境に対応し、変化しようとしているなかで、まちづくりの現場ではいろんな手法が用いられます。

そして、どの手法を選択するかは、非常に難しい問題。
地域の課題や資源に加えて、これまでの街の動きや土地柄、そこに住んでいる人たちの性格なんかもふまえて選択するべきだと、常日頃考えています。

しかし、議論の際には、まちづくりの「ゴール(目的)」に対して、より効果的で最短で行けるルート(手法)を選んでしまいがちです。
もちろんそれが間違いではないのだけれど、
「取り組む住民が理解できていない」「気持ちが追いついていない」など
といった状態で進めてしまうケースもあり、推進したい人たちと待ってほしい人たちの間に軋轢が生じて、関係性が壊れてしまうことも・・・。

そのため、最短ルートは実は最短ではなく、余計に時間がかかり、最遅ルートになってしまうこともなくはないなぁと思っています。
なので、「ある程度の非合理かもな」と思うことでも、住民の様子を伺いながら選択していくことが重要なのだなと。
(※伺い過ぎも良くないので、いい塩梅が大事。)

ある程度の非合理性も受け入れなくては進まないこともあると思う今日このごろ。
なんだか、まとまりのない文章になりましたが、そんなことを最近考えておりました。

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