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5月, 2018の投稿を表示しています

アートとアートマネジメントについて考える

※写真と内容は関係ありません。 ここ2年くらいアートマネジメントをテーマにした講座で企画の立て方を教えることがあります。 アートマネジメントは、アートと社会をつなげるノウハウや、アートが現代社会においてどうあるべきかを考えること。 正直に言うと、10年くらい前まではアートに対して「よくわからないもの」としてアレルギー反応があったので、不思議な縁だなぁと思っています。 そしてアートそのものについては、専門家ではないので定義は困難だけれど、自身の体験を思い返しながら、文献なんかを読み漁りながら、自分に腑に落ちる考えかたを見つけて伝えるようにしています。 今のところ、 「作者の精神を表現する欲求であり、評価や商品価値は二義的である」 という考え方が腑に落ちているけれど、アートマネジメントの先駆者の一人である林さんの著書「 進化するアートマネージメント 」で 「アートという言葉の定義は、人類の永遠の問いかけの一つである」 (林容子著,2004,進化するアートマネージメント) とあるように、やはり自身でアートの定義をするにはまだまだ時間がかかるなと。 一方で企画を立てる者としては、そのアートの効能について把握しておく必要があって、その点については、自分なりの考えを持って伝えるようにしています。 それは外堀を埋めるような発想だけれど、「生活に必要なこと」と「人生に必要なこと」を引き合いに出して伝えています。 生活も人生も英語にすれば、双方ともに「LIFE」。 人はこの2つを学びながら生きていて、この後者にアートは影響を与えているという考え。 「生活に必要なこと」は、方法や技術などの「効率よく生きていく」ためのテクニックの様なもので、合理性や経済性に重点が置かれている。 「人生に必要なこと」は、思想や哲学などの「豊かに生きていく」ための姿勢の様なもので、生き方や人生観といった考え方。 アートは特に後者に対して訴えかけるもの。 アートは、生活する上で必要のないものだけれど、「はっ」とさせられたり、既存の価値観を揺るがしたり、普段使わない感覚や感情を動かしてくれたり。 そう考えると企画においてアートの取り扱いが見えてきてくるのではないでしょうか。 企画の基本は「問題を見つけること」と「対策を考えること」。 ある問題に対して、ア...

屋号について

個人事業をはじめて3年が経とうとしています。 「市村整材」という屋号なのですが、これがなかなかわかりづらいと悪評。苦笑 というのも木材加工をする「製材」と間違えられるから。 特に建築関係者と顔合わせするときには必ず「工場はどちらですか?」と聞かれることが多々あります。 (ちなみに最近、本当に木材の発注が来て焦りました。笑) 改めて、なぜこの屋号になったかを書き示そうと思います。 ことの発端は、事業を開始するとき。 屋号なしでやることを考えていたけれど、当時関わっていたプロジェクトの書類で「所属欄に空欄があるのはまずい」と言われて考えたのがきっかけ。 なくてもいいとは思っていたけれど、あって困るわけではないので、屋号をつけることにしました。 「オフィス市村」や「市村企画」とか、色々と考えた結果、「市村整材」という屋号にすることに。 整材という字は、木材加工の製材ではなく、材料を整えると書いて「整材」。 地域や企業、コミュニティの持つ材(ヒト・モノ・コト)の適材適所を考え、プロジェクトを円滑に進めていくという自分の仕事のニュアンスを伝えればわかるかなぁと思い、自分の中で一番しっくりしたものを選出しています。 しっくりきたのには、一つ理由があります。 私の実家が昔、製材所をやっていました。 製材所は祖父がはじめて、親父が潰した会社。 当時はかなりショッキングな出来事でした。 会社を潰した親父はこれまでとは違う業種に就き、ストレスと酒と煙草のせいもあって、自分が中学2年のときに死んでいます。 当時は死んだことの印象が強かったけど、今思い出すと少し違う。 「家族のためだ」と言いながらがむしゃらに働いていたこと。 慣れない仕事に取り組み、もう歳なのに勉強して資格を取ろうとしていたこと。 必至だったなぁと。。。 「市村整材」という屋号はそんな親父を思い出す良い屋号になるかもしれないと思ったからこの屋号に決めました。 やっていることは違うけれど、響きだけは一緒。 仕事に向き合う姿勢だけは親父と一緒にしたいなと思っています。 愚直に。必至に。 そんなこんなで、自分には良い屋号かなと思っています。 いろんなご意見をいただきますが、この屋号は自分にとっては絶対価値。 相対価値で見ると駄目なんだろうけど、絶対価値で見ると...

改めて、ブログをはじめてみました

※写真と内容は関係ありません。 考えてみるとこれで4つ目のブログになります。 自分の飽きっぽさもあると思いますが、やはり何かを続けるということは、始めることよりも難しくて、大変なのだと思います。 これまでのブログは、大学生時代に2つ、会社員時代に1つ。(いずれのブログも削除。) 今度は長く続けられるように程々に頑張りたいと思います。笑 記録として残していた過去のブログもリライトして更新しようと思います。 今回、なぜ改めてはじめようと思ったのかを考えると、理由は2つ。 1つは、個人事業をはじめて3年が経とうと言うときに自分のこれまでの仕事を棚卸しする意味でも、文章でまとめたいと思ったこと。 もう1つは、自分が考えていること、模索していることをアウトプットする場にしたいと思ったこと。 このブログを通して、少しでも自分という人間を理解してもらえるきっかけになれば幸いです。 というわけで、今後ともよろしくお願い致します。