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屋号について

個人事業をはじめて3年が経とうとしています。
「市村整材」という屋号なのですが、これがなかなかわかりづらいと悪評。苦笑
というのも木材加工をする「製材」と間違えられるから。
特に建築関係者と顔合わせするときには必ず「工場はどちらですか?」と聞かれることが多々あります。
(ちなみに最近、本当に木材の発注が来て焦りました。笑)

改めて、なぜこの屋号になったかを書き示そうと思います。

ことの発端は、事業を開始するとき。
屋号なしでやることを考えていたけれど、当時関わっていたプロジェクトの書類で「所属欄に空欄があるのはまずい」と言われて考えたのがきっかけ。
なくてもいいとは思っていたけれど、あって困るわけではないので、屋号をつけることにしました。

「オフィス市村」や「市村企画」とか、色々と考えた結果、「市村整材」という屋号にすることに。
整材という字は、木材加工の製材ではなく、材料を整えると書いて「整材」。
地域や企業、コミュニティの持つ材(ヒト・モノ・コト)の適材適所を考え、プロジェクトを円滑に進めていくという自分の仕事のニュアンスを伝えればわかるかなぁと思い、自分の中で一番しっくりしたものを選出しています。

しっくりきたのには、一つ理由があります。
私の実家が昔、製材所をやっていました。
製材所は祖父がはじめて、親父が潰した会社。
当時はかなりショッキングな出来事でした。
会社を潰した親父はこれまでとは違う業種に就き、ストレスと酒と煙草のせいもあって、自分が中学2年のときに死んでいます。
当時は死んだことの印象が強かったけど、今思い出すと少し違う。
「家族のためだ」と言いながらがむしゃらに働いていたこと。
慣れない仕事に取り組み、もう歳なのに勉強して資格を取ろうとしていたこと。
必至だったなぁと。。。

「市村整材」という屋号はそんな親父を思い出す良い屋号になるかもしれないと思ったからこの屋号に決めました。
やっていることは違うけれど、響きだけは一緒。
仕事に向き合う姿勢だけは親父と一緒にしたいなと思っています。
愚直に。必至に。
そんなこんなで、自分には良い屋号かなと思っています。

いろんなご意見をいただきますが、この屋号は自分にとっては絶対価値。
相対価値で見ると駄目なんだろうけど、絶対価値で見るとこれは自分にしか作れないもの。
周囲の価値に惑わされず、このままこの屋号を背負っていければと思います。

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