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熱量は伝わるという話

2つのアートイベント

先日は、仕事の関係で鹿児島市で開催されたアートイベントを2件ほど視察してきました。

1件は、北部みどり子ども劇場が主催するリアル体験型ウォークラリー「わくわく玉をとりもどせ!」
実際のまち(天文館)を舞台に、物語に沿ったお芝居をしながら、物語を進めるために必要なアイテムを集めていくウォークラリーイベント。

もう1件は、島唄とフラメンコ実行委員会が主催する「島唄とフラメンコvol.02」
異なる2つの地域ではあるけれど、同じような背景で生まれた2つの文化を、かけ合わせて新しい楽しみ方を提案するイベント。

2つとも、以前講師を務めさせてもらった鹿児島県主催の「文化芸術による地域活性化講座アートマネジメント入門編」の受講生が中心になって運営しています。
この講座は、アートと社会をつなげる考え方やそれを実現させるためのノウハウである「アートマネジメント」を学ぶ講座で、僕は地域につながる「企画の立て方」を担当させてもらっていました。
講座自体は、昨年度で終了していて、今年度からは、受講生が自分たちで助成事業をとったりしながら、アートイベントを展開していくことになっています。
今回の2件は、その流れを汲んでいるものです。

参加して思うこと

「わくわく玉をとりもどせ!」は、完全に新規イベントで、演劇に触れる機会の創出につながっているし、まちの新しい使い方にもなっていて、これまでにない新鮮なものになっていました。主催の方が、チャレンジしようと思ってくれたことがなにより嬉しかったなと。そして「島唄とフラメンコ」は、前回講座内で企画開催していましたが、前回の反省点を踏まえてグレードアップして実現されていて、プロのフラメンコの踊り手、フラメンコギターの奏者、島唄の唄者のコラボレーションが違和感なく、完成度の高いものにもなってました。企画している人たちの探究心と向上心には頭が上がりませんでした。

イベント企画は、企画の組み立て方や広報PRの周到さ、デザインの有効活用など、様々な要因が関係するなかで良し悪しが決まると思います。
主催する人たちの熱量はそういうところに執念のように現れ、それが参加者にも伝わると個人的には思っています。
ここでいう熱量は、本気度や執念、向上心、探究心につながるエネルギーみたいなもの。
「神は細部に宿る」というやつかなと。

誰でもイベントが主催できるようになった今、それっぽいものはたくさんありますが、行ってみると身内感が強いものだったり、見た目だけで内容が薄いものもたくさんあります。
そういうイベントには熱量は感じない。

熱量は伝わる

主観的な話ではありますが、前述した2つのイベントは熱量を感じることができました。
というか、イベントとして本当によかった。
中心的に動いていたメンバーは元受講生ということになりますが、僕が彼・彼女らから学ぶことは多いなぁと思います。
こういうことがあると「講座やってよかったなぁ」って思えるんですよね。

熱量は周囲に伝わり、互いに伝え合えば、高め合うものになる。
今後もお互いが熱量を伝えあって、切磋琢磨できる関係にありたいなぁと思います。
彼・彼女らの今後の展開に期待しつつ、自分も負けじと熱量高くあろうと思った出来事でした。

各イベントの様子は以下から見ることができます。
わくわく玉をさがせ:https://ameblo.jp/hokubumidori/entry-12560735837.html
島唄とフラメンコvol.02:https://www.facebook.com/shimautaflamenco/

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