次の1年に向けて

あれよあれよと言う間に6月になってしまいました。
緊急事態宣言も解除され、日常が戻りつつあるようにも思えますが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

さて、本日6月1日は、僕が個人事業をはじめた日、つまりは開業記念日です。
2015年に独立しているので、5年がたったということになります。
(本来なら、昨年から始めた周年祭をやる予定でしたが、今年はこういうご時世なので、延期としました。)

5年目を振り返って

振り返ると、5年という節目の年でもあったのですが、この1年は華々しいこともなく、逆に苦しい1年でした。
「色々あった」とオブラートに包むしかできないですが、過去一番苦しかったと思います。
(楽な年があったわけではないのですが。笑)
そして、多くの人に助けてもらいました。
いろんな選択をして、なんとか乗り切った1年。

そんななか、色んな仕事をさせてもらい、多くの人に出会い、今年度に入ってから新たなことに挑戦させてもらっています。

今となっては、苦しい時間は、すべて自分の糧になっていると思えています。たぶん。


改めて、ミッションを整理する

まちづくりでは、10年1周期なんて言われますが、そう考えると僕は半周期で、ちょうど折り返し地点。(何がゴールなのかは置いておいて。笑)
いつも考えていることではあるのですが、、、ここで改めて、個人事業としてのミッションを整理したいなと思い、ここ数日考えています。
(経歴とか業務内容については、こちらをご覧ください。 → ABOUT )
優柔不断でいつもコロコロと変わってしまうのですが、ずっと意識していることは、以下のようなことかなと思います。

地域の材(ヒト・モノ・コト)の力が発揮される環境を整える仕事

補足すると、
鹿児島に限らず、日本全国の地域にはたくさんの良いもの(自分が魅力的だと思うもの)がたくさんあります。
ですが、その力を発揮できているものが少ないように感じているというのが、僕が持っている課題感。
例えば、大学在学中に学んでいた建築でいうと、評価される建築は多々あれど、それが実際に豊かに使われているかは別問題。
良い建築なんだけど、使われていない、使い方がもったいないものなんて、かなりあります。
良い建築には良い使い方をしてもらい、ずっと長く使い続けてもらうことが幸せなんじゃないかなと思っています。

これは、建築に限らず、あらゆる地域のヒト・モノ・コトにも当てはまります。
そういうのを少しでも減らしていきたいというのが、ずっと意識していることです。

だからこそ、適材適所とちょっとしたアイデアを考え、いい状態・環境をつくる。
その結果が、地域の活性化につながっていたり、企業の売上につながっていたりするんじゃないかなと。
そういう仕事を今後もしたいなと思っています。

肩書について

といっても、この仕事はなかなか伝わらない。笑
知り合いには理解してもらっているつもりですが、初対面のヒトにはなかなか伝わらない。
とくに自分が毎年悩んでいるのが、肩書き。
自分の表現力不足もあるけれど、、、ピタッとハマる肩書がない。

企画をつくるからプランナー?
実践するところまでやるからディレクター?
いやいや、プロデューサー?コーディネーター?

ハマるようで、はまらない。
悩ましいので、先日、信頼するデザイナーの方に相談してみました。
結果的には、僕の仕事は、「企画を立てて、実装するところまで」なので、、、

プランニングディレクター

が一番ハマるのでは?と、これまで通りの肩書きになりました。
(もちろん伝わるかは別問題。)

という感じで、のらりくらりとやってきておりますが、
プラニングディレクターとして、引き続き、地域の材(ヒト・モノ・コト)の力が発揮される環境を整え、良い地域・社会をつくる仕事をしていきたいと思います。

6年目に向けて

「6年目は、」というか、「6年目も、」周囲の人たちと研鑽・精進しいきたいなと思っています。
平常心をモットーに、反復・継続・丁寧を怠らないように。
色んなみなさんと一緒に仕事ができることを願って、いい仕事ができるようにがんばります。
引き続き、よろしくお願い致します。

市村良平

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