あたりまえ
前職で、運営に関わっていた養蜂のプロジェクト。
振り返っていろんなことを思い出すのだけれど、印象に残っていることがあって、
それは以前「発展途上国で養蜂をしたい」という国際NPOの方がプロジェクトに参加していて、その方と話したこと。
単純な疑問から「なんで発展途上国で養蜂をしたいんですか?」と聞いたときに彼女は「発展途上国でできるお金儲けがしたい。そのお金で学校の子供達に教材や給食を与えたい。」と答えた。
そのあと何気なく「養蜂自体も良い教材になりますよね」と言ったら、高々と笑われた。
最初はムッとなったけど、「裕福な人の発想だよね」って言われるとなんだか言いようのない感覚に襲われ、恥ずかしくなったのは今でも覚えています。
テレビ越しでしか発展途上国の様子をみたことがない自分とそうでない彼女では「あたりまえ」ということが違うのだなと。
現状の閉塞感に「日本って裕福だけど裕福じゃないよな」って思っている自分の世界はとても狭く、「裕福じゃないけど少しでも裕福にしよう」としている彼女にはいろんなことが可能性にみえているんだろうなと思った出来事だった。
自分の「あたりまえ」との向き合い方は大事だなと。
※2012年6月18日に書いたブログをリライトして掲載しています。
振り返っていろんなことを思い出すのだけれど、印象に残っていることがあって、
それは以前「発展途上国で養蜂をしたい」という国際NPOの方がプロジェクトに参加していて、その方と話したこと。
単純な疑問から「なんで発展途上国で養蜂をしたいんですか?」と聞いたときに彼女は「発展途上国でできるお金儲けがしたい。そのお金で学校の子供達に教材や給食を与えたい。」と答えた。
そのあと何気なく「養蜂自体も良い教材になりますよね」と言ったら、高々と笑われた。
最初はムッとなったけど、「裕福な人の発想だよね」って言われるとなんだか言いようのない感覚に襲われ、恥ずかしくなったのは今でも覚えています。
テレビ越しでしか発展途上国の様子をみたことがない自分とそうでない彼女では「あたりまえ」ということが違うのだなと。
現状の閉塞感に「日本って裕福だけど裕福じゃないよな」って思っている自分の世界はとても狭く、「裕福じゃないけど少しでも裕福にしよう」としている彼女にはいろんなことが可能性にみえているんだろうなと思った出来事だった。
自分の「あたりまえ」との向き合い方は大事だなと。
※2012年6月18日に書いたブログをリライトして掲載しています。