目の前にあるか、ないか
※写真は先日いった輝北天球館からの眺め。内容にあまり関係ありませんm(_ _)m
3月に入りました。・・・ですが、コロナウィルスのせい(?)で世間も自分もいつもとは違う年度末にバタバタとしています。
前回書いた記事から2週間が立ちましたが、事態は収まるどころか、広がる一方です。
関わっている仕事でもセミナーやイベントの中止や延期が決まってしまったものもあります。(被害は軽傷)
仕事仲間とも「鹿児島県に感染者が出るのもすぐだろう」と話していたり、今後の見通しの立たなさに不安になったりしています。
(不安になってもしょうがないのですが、、、)
紙製品の騒動を見ていて思うこと
この騒動のなかで、様々なことがテレビで取り上げられていますが、自分の身近なところで気になって考えていたのは、やはり「紙製品デマ」の問題。「(中国製品が入ってきづらくなるので)トイレットペーパーやキッチンペーパーなどの紙製品がなくなるのではないか?」というデマが広まり、スーパーマーケットやドラッグストアなどの商店から紙製品がなくなるという騒動です。
その後、日本家庭紙工業会からのリリースで、トイレットペーパーなどの紙製品のほとんどは国内生産で、広まった情報がデマであることがわかりましたが、それでもニュースでは、商店で大量の紙製品を買う消費者の映像が流され続けていました。
ニュースを見た当時は「冷静さを欠いているなぁ」と思っていましたが、近所のスーパーの陳列棚から紙製品が消えていく様子や、我が家のトイレットペーパーの残数が1ロールしかないことなどが重なり、自分の中でも「やばいかも・・・」と考えがよぎったことが正直ありました。汗
目の前にないから不安になる
「ある」という事実を知りながらも目の前に「ない」ことに焦る。僕らは目に見えるものに対して安心感をもっているんだなぁと改めて思いました。
「不安だから保険として今のうちに買っておこう」
そんな風に思うのも無理もなく、行動に移してしまう人に同情できなくないですが、過度に反応してしまうのも良くないなぁと自身の思考の弱さに反省したりしました。
人生に不安はつきものですが、いかに自身のなかで不安を飼いならし、冷静でいられるかが大事だなと思った次第です。
日々、情報との向き合い方を考え、安心できる情報網をしっかりとつくり、冷静な判断をし続けるしかないなぁと思っています。
今はまだ、非日常な状況が続いていますが、また戻ってくる日常を信じて、淡々と準備していければいいなぁと思っています。
コロナさん、早く収束してください。


