【Works】つくるスポーツ するアート展
僕はというと、 9月に入ってから、ありがたいことに事業実施の忙しい日々を過ごさせていただいております。笑
季節の変わり目なので、体調には気をつけたいところですね。(もちろんコロナにも。)
さて仕事のご案内ばかりで恐縮ではありますが、今回も自分が関わるイベントの告知です。
コーディネーターとして関わるアートイベント
アート分野の専門家ではありませんが、アートイベントやアートマネジメントに関する講座、展覧会などに関わる機会を多くいただいています。
今回は、鹿児島県霧島アートの森で開催される開館20周年記念アートラボ「つくるスポーツ するアート展」にコーディネーターとして関わらせていただいています。
2020年、日本では「東京オリンピック・パラリンピック」が、鹿児島ではこの秋に「かごしま国体」が開催予定で、スポーツの機運が高まる時期に計画されたのが本展。
ですが、ご存知の通りにオリパラも国体も延期。
昨年から準備していて、紆余曲折ありながらも、ようやく開催するまでに至った展覧会となります。
(なので、チラシができて「ようやく、ここまで来たかぁ」と思いました。笑)
変化する社会に寄り添いつつ、「スポーツとアートによる共創」を紹介する展覧会になっています。
5年前に鹿児島で展示された作品が再び
展示される作品のひとつに「スポーツタイムマシン」という作品があります。
自分の走った軌跡を3Dで記録して、過去の自分と走れたり、他の人や動物の軌跡と走れるメディア作品です。
この作品、実は5年前に「かごしま国民文化祭」と同時に開催された「文化庁メディア芸術祭」で展示されたもので、当時2,000人程度の鹿児島県民に見ていただいたり、走っていただいた作品になります。
5年前の「国文祭」で展示したものが、5年後の「国体」で帰ってくる、というストーリーでしたが、国体は延期になってしまったので、残念だなぁと思うところはありますが、5年の歳月を経て、復活してこういう作品ができるというのは面白いなぁと思う所です。
僕も5年前の登録カードがあるので、5年前の自分と走ってみようと思っています。笑
登録カードお持ちの方は、是非ご参加ください!!
↓↓↓スポーツタイムマシンの紹介動画はこちら↓↓↓
建築学科の学生たちとつくるプロジェクトも
そして展示のもう1つに「搬入プロジェクト」があります。
こちらは、建築物の中にギリギリ入らなさそうで入る物体を設計・制作し、実際に搬入してみるというプロジェクトです。
「搬入する行為自体がアートである」と捉えたプロジェクトになっていて、国内外23箇所で開催されてきたとのこと。
ちなみに九州では初上陸!
「搬入プロジェクト」自体は、著作権も放棄されていて、オープンソース化されているので、誰でも、どこでも、やっていいプロジェクトになります。
今回は、アーティストの指導を受けながら、鹿児島大学建築学科の学生(僕の後輩たち)と製作を進めています。
(先日も搬入物体のプレゼンがあって面白い搬入物体が提案されていました)
10月4日は14時から、デモンストレーションで学生の作品が実際、搬入されるので、こちらも見ものです。
↓↓↓搬入プロジェクトの紹介動画はこちら↓↓↓
新しいスポーツを「つくり」鑑賞を超えてアートを「する」
展示準備中に今回の招聘アーティストの一人である犬飼さん(ゲーム監督/運楽家)がよく言っていたのは
「これはアートなのか?それともスポーツなのか?」
「作家なのか?鑑賞者なのか?」
いままで当たり前のように「これはアートだから見なければいけない」とか「スポーツは決まったルールのものをするものだ」と触れてきたものですが、そういう枠を飛び越えて、一度「スポーツをつくってみる」「アートをしてみる」と少し自由な視点がもてるような気がしています。
今回の展覧会は、そんな体験ができる展覧会になるんじゃないかなぁと思っています。
面白い場になると思うので、興味のある方は、ぜひ足をお運びください。
詳細はこちらをご確認ください。